団体名 | 『墓地を上演する(仮)』研究会ボチヲジョウエンスルケンキュウカイ |
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所在地 | 〒 |
カテゴリ | 演劇 |
公式URL | https://bochi.stage.corich.jp/ |
設立 | 2023年 |
受賞歴 | |
メンバー | 岡田蕗子、筒井潤、山﨑達哉、髙安美帆、阪田愛子、小田康徳 |
活動紹介 | 京都芸術大学舞台芸術センターの共同利用・共同研究拠点2023年度テーマ研究Ⅰ 2023年度テーマ研究Ⅰ『舞台芸術を用いた〈他者〉との対話の場の構築と継続―旧真田山陸軍墓地を巡る二つの創作を通して』のプロジェクトメンバーです。 本研究では、研究会と2人のアーティストの創作・試演を軸に、舞台芸術が戦争に関する「複層的な記録/記憶の集積の場」を、いかに他者との対話の場へと拓き得るのかという問いを探求します。 リサーチ対象となる「旧真田山陸軍墓地」は、1871年日本で最初に設置された兵隊埋葬地で、JR大阪環状線玉造駅から徒歩数分の場所にあります。ここには、戦地で死んだ日本兵だけでなく、事故死や自殺など兵営生活との関わりで死没した者や、日本と戦った外国人俘虜の墓碑などもあり、明治以来敗戦に至るまでの日本の軍隊と戦争及びそれに関わることを余儀なくされた人々の歴史を今に伝え続ける記録の貯蔵庫でもあります。現在は(財)「真田山陸軍墓地維持会」が慰霊祭や墓地清掃、墓石の補強などの維持・管理を行うと同時に、NPO法人「旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会」が、学術調査や定期的な研究会の開催、書籍の刊行等を行い、多様な観点から場が持つ歴史を複層的に読み解いています。(詳しい歴史はNPO法人のウェブサイトhttps://www.assmcc.org/ をご参照ください。) 本研究の研究統括の岡田蕗子は演劇研究者の視点を持ってNPO法人「旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会」に関わっており、当地を巡る対話を芸術で生み出す可能性を2019年より模索してきました。その一環で2022年2月には劇作家・演出家の筒井潤によるサイトスペシフィックパフォーマンスが行われ、本研究もその流れの中にあります。 ※これらの過去作品を取り上げた記事が、朝日新聞デジタルとpaperCに掲載されました。朝日新聞は有料記事ですが、paperCは無料で読めます。今回の上演に至るまで、どのような道のりがあったのか、ぜひご一読ください。 ・朝日新聞デジタル(2022年8月29日) https://www.asahi.com/articles/ASQ8S62ZKQ8KPTIL01G.html ・paperC(2023年1月14日) https://paperc.info/on-site/report_kyu-sanadayama-rikugunbochi 計画は二年を予定しており、2023年度は筒井が作品を作り、次年度は神楽舞手・俳優の高安美帆が筒井の作品への応答の意味も込めて創作をする予定です。並行して岡田と神楽研究者の山崎達哉が研究会を企画して調査や議論、対話の場を拓きます。 京都芸術劇場ウェブサイト https://k-pac.org/openlab/10082/ |
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